冷静さが強みなのであれば、冷静でいること
どちらかというと、内向型寄りの人は冷静なタイプが多いように感じます。
周りから見ると感情が外に表現されにくいので、何を考えているか分からない、と言われることもあるかもしれません。
周りが盛り上がっていても同じようには盛り上がらずに、ひとり静かに自分の中でだけ盛り上がっていることもあるでしょう。
強みを活かすことは、自分を活かすことなので、持って生まれた冷静さが、よい形で発揮できる環境をつくった方がプラスになります。
強みを発揮するには、まず自分の強みを自覚すること。
内向型にとって冷静さは強みですが、上で述べたように、周りから何を考えているか分からないと言われた経験があったりすると、冷静さがマイナスの評価につながるような気がしてしまい、強みとして自覚できていないケースがあるように思います。
自分の強みを自分で認めてあげられていない状況です。
周りから何と言われたかは一旦端に置いておいて、自分の強みを活かすことを考えましょう。
また、強みを自覚しているのだけど、その強みを阻害する要因があって強みを発揮できていないケースも考えられます。
たとえば、冷静さが強みなのに、冷静でいられない環境で働いている、人間関係やお金の問題などが原因で冷静でいられない、などです。
自分の強みが冷静さなのであれば、冷静でいられる環境、状況を自ら作り出す必要があります。
お金の問題があって、冷静でいられないのであれば、お金の問題を解決すること。
人間関係の問題があって、冷静でいられないのであれば、人間関係の問題を解決すること。
仕事上の問題があって、冷静でいられないのであれば、仕事上の問題を解決すること。
冷静だからこそ、感情に流されずに、状況を観察、分析して判断を下すことができます。
感情を捨てる必要はありませんが、特にマイナスの感情に振り回されている間は、冷静さという本来の強みは発揮しづらいような気がします。