仕事はそもそも「面倒くさいものである」と考えると余計なエネルギーを消費せずに済む

仕事を簡単な仕事と、面倒な仕事にわけた時に、後者に取り掛かる時は、結構な頻度で「面倒くさいな」と頭の中で考えたり、口に出してしまったりしがちです。

 

ただ、この「面倒くさい」という感情は、そのままで放置しておくと、仕事に取り掛かるエネルギーを知らず知らずのうちに、奪っていくので管理していく必要があります。

 

仕事に取り掛かって、進めて完了させるには、色々と確認すること、調べること、考えることなど一定のエネルギーを使います。

 

仮に、1日の内に使える仕事に使うエネルギーが100としてみます。

 

この100エネルギーをより効率的に使うことができれば、仕事はどんどん前に進みますし、無駄なことに使っていたり、消耗してしまったりすれば、その分仕事に使うエネルギーが枯渇していき、結果として仕事を前に進めることができなくなります。

 

で、「面倒くさい」というのは、エネルギーを取り掛かる前から、自分で自分のエネルギーを消耗させる呪いの言葉です。

 

その仕事が実際に面倒くさいのか面倒くさくないのか、ではなく、どんな仕事でも面倒くさい、と言って取り掛かってしまうと本当に面倒くさい仕事になるような気がします。

 

いかに、自分で自分のエネルギーを消耗させないか、が重要です。

 

そのためには、考え方を変えて、全ての仕事がそもそも面倒くさいものであると考えてみてはどうでしょうか。

 

全ての仕事の成り立ちから考えると、全部自分でやるのが面倒くさいから、その面倒くさい部分を切り出して、外部に業務として委託している部分があるので、全ての仕事はそもそもが面倒くさいものであるといえます。

 

そもそも面倒くさいものを、あえてわざわざ改めて面倒くさい、と考えたり、言葉にして自分のエネルギーを消耗させることはないので、無心で淡々と取り組むようにしたいものです。

 

その方が結果としては早く終わります。

 

面倒くさい、という考え方は、毎度毎度繰り返していると習慣のようになってしまって、何でもかんでも面倒くさい、と考える人間になってしまい、結果として「何でも面倒くさいと考える面倒くさい人」になってしまうので、面倒くささに飲み込まれずに仕事に取り掛かっていきたいものです。