仕事における情報整理の重要性について

「○○の操作方法や画面の見方については調べてみたけどよく分からない」という声があって、よくよく案件のフォルダを漁ってみたら、手順がきれいにまとまった資料が複数発見されました。

 

「よく分からない」とコメントを残した人は今は現場にいませんが、業務に関していつも不安を抱えながら仕事をしていた印象があります。

 

おそらく、案件のタスクに関する情報が多い&散らかっていたがために、自分にとって必要な情報にアクセスすることができず、よくわからない部分を残したまま、それでも目の前の業務を一生懸命頑張ってくれていたのだと思います。

 

人間は不安をずっと抱えながら頑張ることはできないと思います。

 

情報にアクセスした先の理解は、各人の理解力に依存しますが、せめて関連情報の整理整頓くらいは常日頃からしておきたいものです。

 

情報がとっちらかっていては誰も幸せになることがありません。

 

情報が整理整頓されないと、

・必要な情報にアクセスできない

・情報を探すのに時間がかかる

・情報にアクセスできないことが原因で不明点が残ったままになり、仕事の全体像をつかむまでに時間がかかる(自分の仕事の全体像を把握できないので、「分からないタスクがきたらどうしよう」と常に不安を抱えることになる)

などのデメリットがあります。

 

何の情報がどこにあるのか。

分からないことが出てきた時にすぐに参照できるようにしておくこと。

 

非常に大事です。

 

仕事が忙しいと、忙しさにかまけて整理整頓が疎かになりがちです。

 

成果に直接つながらないので、後回しにされがちですが、ちゃんと情報が整理整頓していないことが原因で余計なことに時間をかけている結果、忙しい状態になっている可能性もあります。

 

その場合、整理整頓されていないことが原因なので、整理整頓しない限り忙しさが落ち着くことはありません。

 

とある、調査では一般的な会社員が調べもの、探し物(情報だけでなくペン、伝票などを含む)に費やしている時間は年間の合計で約550時間にも上るそうです。

 

約22日を調べもの、探し物に費やしている、と。

 

情報の整理整頓を心がけたいものです。