「三菱サラリーマンが株式投資でセミリタイア目指してみた」の穂高さんの特別講演を視聴
ブログ「三菱サラリーマンが株式投資でセミリタイア目指してみた」の穂高さんの特別講演を視聴しました。
個人的には、FIREは目指すところではないのですが、成果を上げている人の考え方には得るものが多いと思いました。
以下抜粋。
・ロールモデルがいないので、試行錯誤して自分で道を切り開くしかなかった
・周りがAをやっている中で、自分だけがBをやることを常に問われる。自分の意志を貫けるか。
・満足度を下げない支出の最適化の過程で、工夫や考える訓練を積み重ねることが、価値観の明確化にもつながる
・「理論上の効率性より、継続性、心地よさ」を重視
・自分で考えて、情報を鵜呑みにせずに、情報を咀嚼して自分に合っているか検証してから行動に移すプロセスが大事
・目の前の情報はあくまでひとつの面から見た情報でしかないので、多面的にいろんな角度から見ていく必要がある
・情報はあふれているので、大量の情報をどのように選別して自分にあったものをピックアップして、検証して自分に人生に活かしていくのかが重要
#所感
「満足度を下げない支出の最適化と価値観の明確化」については、完全に同意です。
周りがやっていることに流されずに、自分の頭で考えた結果「自分はこう」と決めたことを貫く、という話にもつながります。
世の中の大多数がやっていることに同調して自分も同じことをやる必要はありません。
周囲がやっている「自分は本当はあまりやりたくないんだけど皆がやっているからとりあえずやっていること」が多ければ多いほど、自分の心は動かなくなっていきますし、自分の人生の満足度は下がっていくように思います。
自分は何を大事にしているのか、という価値観を明確にすると、大事なものとそうでないものの区別がつくようになります。
「満足度を下げない支出の最適化」というのは、価値観を明確にした結果として、自分にとって大事なものに対してリソース(お金と時間)を投下する、ということです。
自分なりの価値観を明確にするには、誰かがいっているから、とか、みんながやっているから、という理由ではなくて、「本当にそうか」と当たり前を疑って、自分の頭で考えて、実際に経験、検証してみて自分に合う合わないを判断して取捨選択する必要があります。
「継続性、心地よさ」を重視、の部分も、内向型寄りの人間としては大事なポイントです。
「一喜一憂せずに淡々と継続していく」とも言えます。
強い刺激を欲する外向型寄りの人であれば、短期間で一攫千金のギャンブルを好むかもしれませんが、内向型にとっては強い刺激は不要です。
いつでも心を穏やかな状態にしておきたい。
これは投資に限らず、別の分野でも選択の際の判断基準として持っておきたい観点です。