仕事のストレスは筋トレだと考えると学びと成長が得られる

仕事をしていると、多かれ少なかれストレスを感じる場面があります。

 

一般的には、ストレス=悪いもの、と捉えがちです。

 

しかし、ある研究で、ストレスに対する意識を調べたところ、「ストレスはマイナス影響をもたらすので回避すべき」と考えるグループと比べて、「ストレスを経験することは学びと成長につながる」と考えるグループは、より健康で、人生への満足度が高く、仕事のパフォーマンスでも優れている、という結果になったそうです。

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この研究結果をふまえると、ストレス=悪いものと考えることは、人生にとってメリットがないかもしれません。

 

ストレスに対する意識を変えるだけで、メリットを享受できるとしたら、変えない手はありません。

 

ストレスは学びと成長をもたらしてくれる訳ですから、いわば筋トレのようなものです。

 

筋トレもあまりに負荷が重すぎれば怪我につながります。

 

この点はストレスも同じだと思っています。

 

あまりに強すぎるストレスで心がボロボロになりそうであれば、とっととその環境からは去った方がよいです。

 

 

一方で、ストレスを敬遠していては、筋トレそのものから逃げているのと同じなので、自分を鍛える機会を失います。

 

ストレスのない範囲で活動する、ということは今の自分にできる範囲内で活動するということなので、学びも成長もありません。

 

ストレスがかかるのは、今までに経験したことがないこと、できるかどうか自信がないことだったりします。

 

そんな場面に置かれた時に、ストレスは学びや成長の機会と捉えて、創意工夫しながら乗り越えると、今まで出来なかったこと(もしくは、出来ないと思っていたこと)が気づいたら出来るようになっているものです。

 

筋トレでいうなら、今まで持ち上げられなかった重量を、持ち上げられるようになっている、ということです。

 

仕事でストレスのかかる場面がきたら「よしよし筋トレチャンスきたぞきたぞ!」と考えてみましょう。