自分と仕事の主従関係を観察してみるとストレスが減らせるかもしれない、という話

仕事をしていると、あっちこっちからタスクを振られて手一杯になり、何から手を付けてよいか分からなくなる時があります。

 

こういった状況になった時には非常にストレスを感じやすいものです。

 

ですが、ストレスを感じたままで放置しておきたくはないので、考え方を変えてみます。

 

よくやるのは、「自分と仕事の関係性を見直す」です。

 

やることが多すぎてストレスを感じている状態は仕事に圧倒されている状態。

 

主従の関係で考えてみると、仕事が主で、自分が従になっている状態です。

 

大量のタスクが自分の上に乗っかっていて重くて負担になっているようなイメージです。

 

この状態では、仕事に自分がコントロールされているように感じます。

 

人は自分でどうにもできない=コントロールできない状態にストレスを感じるように思います。

 

では、この仕事に圧倒されている状態をどうしていけばよいのか。

 

個人的に、何か問題が発生している状況の様子をイメージしてみたら、「逆にしてみること」が多いですし、うまくいくことが多い気がします。

 

今回の話であれば、逆にする訳ですから、自分が主、仕事を従にする、ということになります。

 

大量のタスクに忙殺される側から、大量のタスクを管理する側に回る。

 

仕事にコントロールされる側から、仕事をコントロールする側に回る、ということです。

 

実際にタスクを手早く処理していくためには、優先順位をつけて段取りを組んだり、単純に作業スピードを上げる等が必要になります。

 

ですが、自分が仕事をコントロールしていく、という意識がないと、そもそも気持ち的に圧倒されてパフォーマンスが上がらないし、嫌々やると創意工夫の意欲も湧かないので、結果的にはずっと仕事に振り回される状態になってしまいます。

 

仕事に振り回されるのではなくて、仕事をコントロールする、管理する、という側に自分の考え方を変えること。

 

それだけでも今まで見えていなかったものに気付くことができるかと思います。