内向型は気質の特徴3つを押さえるとライフスタイルを考えやすいですよね、という話

個人的には、人生で起きる大きなイベントによる幸福感は一時的なものなので、人生全体の幸福度を上げるためには普段の日常生活の幸福度をどれだけ上げることができるかが大きく影響していると考えます。

 

なので、自分の内向型気質をよく理解しておき、日常生活で何をするのか、何をしないのか選択する際の参考にすると、内向型気質に基づいて選択しない場合と比較して幸福度は高くなるかと。

 

では、判断の基準となる内向型の気質は何なのかというと、以下3つです。

 

①エネルギーを外からではなく自分の内から得て充電する

②外部からの刺激は高刺激よりも低刺激を好む

③「広く浅く」よりも「狭く深く」

 

この3つの気質を考慮しながら、日常生活の組み立てを考えてみます。

①エネルギーを外からではなく自分の内から得て充電する

・スケジュール

内向型はひとりの時間で充電するので、外の活動に参加し続けて、ひとり時間が確保できないと、どんどん疲弊していきます。

 

自分との対話、心の声と向き合うこと、内省などの時間を確保することが大事です。

 

なので、休日でも人と会う予定、人が多い場所に出かける予定を詰め込みすぎると、ひとりの時間が確保できないので、楽しいんだけども疲れる、という状況になります。

 

意識して休日にはひとりで過ごす時間を予定しておいた方がよいでしょう。

 

・自宅環境

充電するためのひとり時間を多く過ごすことになる自宅は、内向型にとって要であると言えます。

 

なるべく静かであること、リラックスできること、快適であることなどを意識して自宅環境を整えるとよいかもしれません。

 

②外部からの刺激は高刺激よりも低刺激を好む

・インプット

外向型は高刺激を好み、内向型は低刺激を好みます。

 

入ってくる情報を全てインプットと捉えると、人混みは情報量が多すぎますし、テレビやSNSYoutubeには高刺激の情報が溢れています。

 

高刺激な環境、情報と適度に距離を保つことを意識した方が快適に過ごすことができると思います。

 

③「広く浅く」よりも「狭く深く」

・人間関係

内向型はコツコツ時間をかけて人間関係を築いていくタイプだと思います。

 

人によるとは思いますが、初対面の相手と、いきなり打ち解けるということはあまり得意ではない気がします。

 

また、対象について深く知りたいという性質があるので、この性質を「人」に適用した場合、「広く浅く」よりも「狭く深く」になるため、結果的に人間関係は信頼できる数人の範囲に収まることになると思います。