他人にコントロールされないために乗り越えるべき「3つの不」
他人の思い通りにコントロールされると自分の人生を生きられません。
自分の中のこういった感情が強いと、他人にコントロールされやすくなる、と思うものが3つあります。
それが「3つの不」。
・不安
・不満
・不幸
です。
不安は心が不安定な状態なので、不安になった人は安定を求めます。
不安定になった自分の心を自分で安定させられる人はいいのですが、外側に安定(答えや解決策)を求める場合があります。
外側に答えを求める人は不安になるような情報を与えられて、心を揺らいだ時に「さぁ、これが解決策ですよ」と答えや解決策を提示されると、お金を払ってでも不安を払拭したいと考えます。
次に、不満です。
自分で器を満たすことができる人は不満を抱きにくいですが、誰かに器を満たしてもらおうとする人は不満を抱きがちです。
人は、不満を解決するために商品やサービスを購入する場合があります。
「こういった状態に置かれているあなたは不満を持って当然です。その不満を解消するための解決策はこれです」と提示されれば、購入する可能性がある、ということです。
その不満が大きければ大きいほど、不満を抱えている人の「その不満を解消したい度合い」は大きくなるので、この不満を解消できるならお金を払っても惜しくない、と思うようになります。
次に、不幸です。
不幸な人は幸せを求めます。
現状を変えるためならお金を払っても惜しくないと考えます。
不幸な状態でいると、そこに付け込もうとする人間から見れば、カモネギです。
不安も不満も不幸も完全になくすこともニュースや企業のマーケティングの影響を全く受けることなく過ごすことも現実的ではありません。
不安も不満も不幸が世の中からなくなったら経済は回りません。
ただ、自分が本当に望んでいる価値あるものを購入するのと、他人から煽られて不必要で中身のないものを購入するのとでは、同じ出費でも全く話は違ってくると思います。
必要以上に不安になりすぎないこと。自分の心を自分で安定させること。
自分の器は自分で満たすこと。他人に勝手に期待しすぎないこと。
自分を幸せにするのは他人ではなくて、自分自身であると意識すること。
外側に答えを求めるのではなくて、「自分で工夫して解決していくこと」が他人からいいようにコントロールされないためのポイントであるように思います。